(上の写真はお祭りではなく日常の交差点風景ですから。)

ベトナムのハノイ市は極めて平坦な街なのですが、バイクの多さと交通ルールの無さが致命的。ついでに道路もガタガタ。市内交通事情は最悪な部類に入るハノイで、果敢にもリカンベントで走り回る状況を綴ってみます。
また、いろいろ走ってみて自転車で走りやすい道などもご紹介できればと思ってます。
(追記)
走り始めて1年経ちますが、ここハノイ、市街地を除けば日本よりも自転車に向いた土地かもしれません。
1.近年の道路整備が郊外に向けて実施されており、道路状況は悪くない。
2.信号が大変少なく、ストップアンドゴーが少ない。
3.ハノイ自体が河川デルタにあるため、アップダウンが少なく快適に長距離を走ることができる。

ま、日本のようなサイクリングロードなるものはございませんので、バスやトラックから、バイク、自転車、果ては水牛や鶏までが歩き回る道ですが、ある意味日本よりも「SHARE THE ROAD」が実践されているかもしれません。笑

2016年5月29日日曜日

反時計回りでハノイ北東部40km

ちゃかばっ!

最近、めっきり暑くなってきたのと、あさイチが雨天という日がつづいていたもので、自転車サボりぎみになっておりました。



久しぶりに、40km定番コースをはしろうと、5時前に出発しましてChuong Duong橋を東に渡り、国道1号線から国道5号線へ。
そのまま5号線を北上すると、おっさんMTB連中に並走され、何言ってるかわからんが「もっと速く走れ」と追い立てられ5kmほど並走。競争しようなんて大人げないと思いますが、自転車乗ってるベトナム人は高確率で子供のように競争したがります。
相手はMTBなんで、ぶち抜くのも大人げないと思い、だいたい30km/h弱で走り続けましたが、おっちゃんどもも健脚をお持ちで、ちゃんとついてきました。さすが走り込んでるだけありますな。あっぱれです。
そのまま国道3号に入って、空港―ハノイ市内を結ぶ道へ。
Nhat Tan橋を渡り、そのままHo Tay(湖)へ。

ちょうどこのあたりで、ハノイランクラブ(日本人で構成されたマラソンランナーたちのグループ)とおちあいまして、そのまま湖を半周して帰宅です。

久々の40km、大したことないなと思いつつも、やはり久々だったので、清々しくも、体は気だるーい感じの一日でございました。

2016年5月3日火曜日

ひさびさ足慣らし20km

ちゃかばっ!

お久しぶりです。
ペダルを直してもらってからというもの、なんかバタバタしていたのと、春から夏への変わり目を知らせる明け方の大雨が続いていたので、チャリに乗ることもできず、ずるずる1カ月経っておりました。

ハノイも昨今は朝5時には明るくなるので、スタートすべき時間が早くなります。
今回も5時出発。

久しぶりだったので、足慣らしを兼ねて近所20kmほどをぐるっと回ってきました。

だいぶ気温も上がってきたのですが、やはり自転車は気持ちがいいですね。


後半、休憩後に再スタートを押し忘れて変な経路になってしまいましたが、だいたい20kmです。
いつものイオン前を通って帰ってきました。


早朝に走ると、散水車によく出くわします。
自転車より少しゆっくり走る散水車を追い越さないといけないのですが、結構なプレッシャーを与えてくれます。散水で道路はなんとなくきれいになるかもしれないが、散水後の道路を走ると、泥跳ねがひどく、自転車はドロドロですよ。もぅ。


帰宅後、洗車です。ちょっときれいになったかな。後輪の泥よけ、どうにかして再装着したいところです。

今回走ってふと思ったこと。
リカンベントで左右に曲がる際に、よく踵が前輪に当たって、怖い思いをするんですが、どこかでスラロームなどをやってみて、しっかり体で覚える必要があるかなぁ、なんて思いました。
普通の自転車でも、例えば左に曲がるときは左のペダルを上げて曲がるなんてことと同じですよね。ただ、これは体で覚えないと、なかなか考えてできることでもなく、ましてこの歳で、普通の自転車での対応を体得した時のように、何度かコーナーでペダルがつまずいて跳ね飛ばされるような、痛みを伴う学習をしたくもなく。笑

ちょっと練習が要りますね。

2016年4月3日日曜日

修理、「ほぼ」完了

ちゃかばっ!

最近は週末含めて天気がぱっとせず、曇天+霧雨が続くハノイです。
クランクの修理、先日自分でやってみたものの、プラスチックハンマーは限界がありました。

昨日、近所の自転車やさんに持ち込んで、身振り手振りで「まっすぐにして!」ということを伝えて修理をお願いしました。結局やることは一緒なんですけど、彼らはもっと重くてしっかりしたハンマー持ってます。

やることは全く一緒ながら、強力ツールを持った彼らにお願いしたわけですが、ま、なんとなく治った気がします。笑
測定機材もないので、雰囲気です。笑

費用は20,000丼なり。(100円)

とりあえず、これで気が散らず走れるようになったわけで、天気も良くなったら、早速自転車活動を始めたいと思います。

2016年3月13日日曜日

クランク修正中...。

ちゃかばっ!

先週末にすっころんで、左クランクが若干内側に曲がってしまったんで、本日クランクをバラシて曲げ直しを試みました。

アルミではない鋳造合金っぽいので、叩き直してやろうと外してみたのですが、悩ましい問題が。
1.曲げ直しツールがないので、逆から叩くしかない
2.叩きながら戻り具合を確認するためのツールがない

感性とバカぢからが必要であることが分かりました。

自転車修理用のプラスチックハンマーで叩くことしきり。
戻ってきているのかどうかもわからない…。

悩ましいがこれしか方法がないんです...。

結構な力でパコパコ叩いてるんですけど、ほとんど曲がらない。

転倒時の力って、かなりすごいんだななんて感心しつつも、戻らないクランクをじっと見つめる私。

街角のバイク修理工場でも持って行って、叩いてもらうかなーなんて考えてます。

早く直して、はしりたいーーーー。

2016年3月7日月曜日

ひさびさの転倒...。

ちゃかばっ!

先週土曜日、霧雨の中を意気揚々と西に向けて走り出して10kmほど。
ハノイ市街をほぼ抜けようとしたころ、後輪が見事に道路補修の溝にとらえられ、そのまま路肩に引きずられまして、スリップダウンです...。

久々の転倒...。左ケツ強打と左腕、くるぶしを擦りむいてしまいました…

現在、なかなか壮大な左ケツの青タンが男前です。笑

自転車は左側ペダルクランクが曲がってしまったようです。
漕ぐとペダルがぐにゃぐやします...。これって新品に換えるしかないのかな...。

ペダル自体の軸は無事だったようなので、一度クランクを外して、叩くしかないかと考えています。

いやー、雨の日のライド、気を付けましょうねー。最近ちょっとハノイの道路なめてました。反省。

2016年3月2日水曜日

週末の行き先変更!タンロンハイウェイ往復80km!

ちゃかばっ!

 今週末は世界遺産(候補)のドゥオンラム村に行く予定だったんですが、日本人メンバーが居なくなり、ウチの若手社員との2名となったので、敢えて「ベトナム感」を感じる必要もないかと行き先換えました。
 今回目指すは、特に目的地はないのですが、いちおう昨今ハイテク産業を誘致している、ハノイ市から30kmほど離れたHoa Lacまで。今回の目玉は「高速道路を走る!」です。


走っていいのか?たぶん、厳密にはダメなのかと思われますが、結構走ってるのを見かけます。ですので、走ってみます。
 ま、そのあたりの顛末は週末にご報告させていただきましょう。笑

 1つ難があるのは、高速道路なので、お店が道沿いにないことですね。ハノイ近辺でのサイクリングのいいところは、それほど飲み物等準備せずとも、どこでも水分補給や食料補給が出来てしまうということです。
 ポカリスエット凍らせていきましょうかね。

2016年2月28日日曜日

ちょっくらドンラム村まで。

ちゃかばっ!

今週末、世界遺産”候補”(笑)のドンラム村まで走ることになりました。
私にとっては初のOver100kmライドとなります。

ドンラム村は、ハノイから西に50kmほど行ったところ。紅河を遡上したところにあります。
昔そのままの建物を保護、管理しているエリアで、世界遺産申請をしているようです。
日本でいうところの「環濠集落」で、周りには池と堀を配置しています。日本の環濠集落よりも閉鎖的で、集落への各入り口には強固な門が構えられているようです。

この村はその昔、8世紀にはPhùng Hưng、10世紀にはNgô Quyềnというベトナムの英雄を輩出しています。これら英雄のなまえは、いまもベトナム各都市の市内にある通り名に残されています。

いやー、それにしても100km。前回の反省から、最初からペースを上げないことを肝に銘じてチャレンジしてみます。レポート乞うご期待。


2016年2月14日日曜日

一時帰国。

ちゃかばっ!

旧正月休みということで、2月前半は日本に一時帰国しておりました。
体がなまらないようにと、実家に置きっぱなしの自転車に乗ろうと思ったのですが、寒さが半端なく、心が折れそうだったので、帰国後早速、安価な防寒ジャージを購入。
なんで自転車アパレルって高いのが多いんでしょう。楽天で上下セット7000円弱のものを購入しました。
買ったのがこちら。
ま、かなり有名ブランドものからすると安いものなので、性能にあまり文句はつけまいと考えておりました。
2日使いましたが、性能、問題なしです。
生地というか、モノ自体それほど厚みがないので、保温という観点では若干厳しく、下り坂が続くとかなり寒いのですが、漕いでいる限りは充分な防寒性能です。
強いて言えば、必要に応じて羽織れる、ウインドブレーカー程度を持っていれば、1桁気温の環境に充分対応できるものでした。助かりました。笑

最近、スポーツ車に乗っていなかったので、ケツ痛は発生するものの、寒さには充分対応できました。県内のサイクリングロードの整備状況も悪くなく、車移動の1.5倍程度の所要時間で移動できることが分かりました。

ハノイに持って帰ろうかと悩んだのですが、ま、そんな寒くもならないですし、黒で目立たないので、実家に置いてきました。(ハノイは安全のためにも、日本に増して、目立ってナンボです。)

またハノイのチャリ生活に戻ります。
ここいら、10度前半の日々が続きますが、この間に何とかハイフォンツアーを挙行したいと思う今日この頃でございます。

2016年1月3日日曜日

走り初め ソロ朝練 Bac Ninh 55km

ちゃかばっ!

あけましておめでとうございます。
ベトナムは旧正月を祝うため、新年感がほとんどない、というかもしろ年末な雰囲気のハノイでございます。



今年もしっかり走るぞということで、新年とはおもえない暖かい気温の元(とはいいつつ、15度前後ですが)暗い中を走り出します。
本日はソロツーなので、ペースも上げめに、道路散水車の攻撃も避けながら東に向けて走ります。進むは、国道1号線。東北東に中国国境まで伸びる道です。

今回の初取り組みは、ちょっとスゴそうな「排気弁付き使い捨てマスク」を付けての走行です。
トラックやバスの後ろで苦しんでいた状況を打破する、スペシャルツールになりえるか!?
単なる使い捨てマスクじゃありませんぞ。排気弁がついてます。何かすごそうです。
ゴムも耳にかけるタイプではなく、頭の後ろまで回すタイプ。期待できます。

1時間ほど走って、25km程度先のBac Ninh市に入ったあたりで、駆動部分から「カタカタ」音鳴りが出だしまして、また例のアイドラーねじが緩んだかな、と休憩兼ねてフォー屋さんに入ってみました。
薄手のウインドブレーカーを着ていたのですが、これを脱いだら体中から湯気です。隣にあるフォーのスープが入った寸胴に負けてません。笑

フォー(Pho)は大抵どこでも食えるのですが、ここのPhoはPho Trauという看板で、単純に考えるとTrauの入ったPhoということ。Pho Bo(牛肉のフォー)やPho Ga(鶏肉のフォー)はよく見かけるのですが、Trauとは何ぞや、という疑問を残しつつ、珍しいので試してみます。



ちょっとピンボケですが、おばちゃんが中華包丁で何かの肉をバンバン叩いてます。
これがフォーに入るんでしょう。たぶん。

写真撮る前に、ちょっと食べてしまいました。これがそのフォーチャウなんですが、スマホの辞書で意味チェックをしたところ「水牛」でした…。

ま、でも、食えなくはない。臭みもない。ただ赤身がダークな感じ。あと、牛に比べて硬いかな。
とくに衝撃的な味でもなく、特に美味でもなく、番組的にはコメントしずらい状況でフォー屋さんを後にします。ちなみにお値段は3万丼。(170円くらい)です。

Bac Ninhの街並みを後に若干南下をして、国道1号線(新道)をハノイに向けてひた走ります。この国道1号線、幹線道路で、路肩も広く、道も新しいので大変走りやすい道路です。
ただ、お店は並んでいませんので休憩ポイントがありません。(日本の高速道路のイメージ)
実はこの高速道路、AH1(Asian Highway No.1)の一部でもありまして、東は首都高の日本橋にある道路元票を東端とし、トルコのイスタンブールを越えてブルガリア国境を西端とする道です。

この先に日本橋JCTがあるかと思うと、何かワクワクします。(もちろん陸地でつながってませんから、自走はできませんけどね。笑)

ただ、前半飛ばしすぎか、結構足を使ってしまったようで、このころには足が重くなってきました。チョットしたのぼりでも視覚より先に足でわかる感じです。
やはり、今の自分はロングライド時には平均25km/h以下に抑えておかないと、厳しいんだなと実感です。鍛えねばです!

途中トイレ休憩(トイレなんかありませんが、一応トイレ休憩と言っておきましょう。)を取りつつ。南下しホーチミン方面に伸びる国道1号にお別れをして、イオンモール方面に北上します。

このあたりでマスク問題が出てきました。
寒くはないものの15度少々の気温の中走行してまいりましたが、マスク内面は呼気による水滴で通気が極めて悪くなり、上り坂のたびに苦しすぎてマスクを外さざるを得ないという状況になっておりました。自転車に乗るには、気温の低い時にはお勧めできず、かつ排気弁1個は厳しいかもです。

このころには結構へたばってきている大腿に鞭を入れながら、なんとかイオンモール前に到着。このあと、レッドリバーを渡るVinh Tuy橋への上り坂に備えて、タバコ2本休憩です。
若干の大腿復活を見て、まったりとVinh Tuy橋を上り、それでもマスクは苦しく、マスクをずらして橋を渡り切りましてハノイ市街に突入です。

(ハノイ市街からVinh Tuy橋を望む)

川沿いの道路は橋からの下りの勢いでバイクと並走、最後の足を振り絞り、40km/hを何とか保ちながら帰着です。

今年も自転車、頑張ります。
2月には一度Hai Phongまで自転車で行ってみたいものです。