(上の写真はお祭りではなく日常の交差点風景ですから。)

ベトナムのハノイ市は極めて平坦な街なのですが、バイクの多さと交通ルールの無さが致命的。ついでに道路もガタガタ。市内交通事情は最悪な部類に入るハノイで、果敢にもリカンベントで走り回る状況を綴ってみます。
また、いろいろ走ってみて自転車で走りやすい道などもご紹介できればと思ってます。
(追記)
走り始めて1年経ちますが、ここハノイ、市街地を除けば日本よりも自転車に向いた土地かもしれません。
1.近年の道路整備が郊外に向けて実施されており、道路状況は悪くない。
2.信号が大変少なく、ストップアンドゴーが少ない。
3.ハノイ自体が河川デルタにあるため、アップダウンが少なく快適に長距離を走ることができる。

ま、日本のようなサイクリングロードなるものはございませんので、バスやトラックから、バイク、自転車、果ては水牛や鶏までが歩き回る道ですが、ある意味日本よりも「SHARE THE ROAD」が実践されているかもしれません。笑

2015年11月14日土曜日

空港往復65km Tさん行方不明事件発生

ちゃかばっ!

行ってきました、ノイバイ空港。


土曜日は70km越えるかと心配して、かなり早い目(3:50am)に出発しました。
4:30amに待ち合わせ場所である、シプチャ悪趣味凱旋門前に向けて、真っ暗の市内をひた走ります。
早朝、最高に走りやすいですね。霧雨は若干あったものの、バイクも車もほとんどいない。それだけで快適です。笑

相変わらず、バイクのおっさんには並走され、何か言われるが何もわからないので「ワシゃあんたの言ってる事わからんのよ」と何度も言いながら、息を乱されながら待ち合わせ場所到着。

本日1名体調不良でダウン。4名で走り出しました。

早速、旧ソ連のODAでできたタンロン橋で川を越えるのですが、この橋、あまり好きじゃないです。というのも橋自体が2重構造(本四架橋みたい?)で、上段は車、下段は鉄道とバイク、自転車道になってます。
何せ景色が悪い。ついでにバイク自転車道なので幅が狭い。(車一台がぎりぎり走れるかどうか、の幅)

なんか、窮屈で陰鬱な感じの道です。ここに、バイクを改造した荷台付き三輪車などが走ってくると、もー怖いのなんの。ぎりぎりの幅で抜かれます。リカンベントとしてはバイクに当たるか、橋の欄干に当たるかの2者選択に迫られます…。

今回はラッキーにもバイクにのみ抜かれる状況だったので、不幸中の幸い。

橋を渡ってしばらく行くと左側に空港まで一直線のタンロン高速が走っているので、そちらに進路を取って、合流です。
ここで一抹の不安を覚えました...。

先ほど趣味悪凱旋門でMTB組3名には「橋渡って、そのまままーっ直ぐ行くとタンロン高速だから、それをまーっ直ぐいけば空港ね。空港手前のスーパーマーケットが次の休憩場所ということでー!」と意気揚々と出発したんですが、よく考えると「まーっ直ぐ」ではなく、1か所シケイン状態で左折のち右折がありました。

いや、さすがに右に道が見えるからそちらに来てくれるかなと思いつつ、MTB組より先にガンガン進みます。
スーパーマーケット前に到着して、後続のMTB組を待ちます。



待ちます。

待ちます。

来ない…。

30分少々で2名到着。
「あそこ、曲がるのわからないっすよー。」だと…。

そりゃそだな。真っ暗だもんな...。

あと1名は行方不明。
どうやら、携帯では連絡を取り合っており、何とか左側を走っているらしい高速への合流を試みているものの、道が無いらしい。

ダイジョブか…。

待つこと40分。フラフラと走ってくるMTB 1台。
あたりはもうすっかり明るくなっている。

Tさんはひたすらまっすぐ走ったそうで、いつの間にか未舗装路になるわ、真っ暗なので前が見えないまま25mプールほどの長さの猛烈にデカい水たまりに突っ込むわ、戻れないわ、さんざんだったらしい。

元はと言えば、私の説明が悪かったのよね、ごめん。

気を取り直して、空港に向けて出発。


空港に自転車で来ちゃいました。

そのまま、空港新道(Vo Nguyen Giap)へ向かいます。
小腹がすいたのと、若干のお疲れ感もアリ、道端のお店でバインミーを頂きます。



まさか、近代的な空港アクセス道路の下にこんなスペースがあるとは、初めてハノイに来た人は車の中から想像もつかんことでしょう。
ここで休憩している間に、水牛たちが農家のおっさんに誘導されて、目の前を抜けていったことなど、さらに想像もつかないことでしょう。

休憩後、一気にVNGを南下し、いつものニャッタン橋を越えてハノイ市内へ帰還です。
なかなかのハイペースで、走行時間のみを見ると平均25km/hで走った計算になります。

いやー、若干へばった気はします…。

来週は、MTBでハノイ近辺のオフロード探索に行ってみます!

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