行ってきました。渡し船。
今回は初の渡し船チャレンジということで、ウチの会社のスタッフ(Trinhさん)に同行をお願いしました。
朝4:45ごろにウチを出発。いつもの川沿い道路を北上し、市場の前でいつも通り天秤抱えたおばちゃんを軽やかに避けて、5:30で待ち合わせポイントまで急ぎます。
それにしても、最近ハノイも涼しくなってきて、自転車で走るにはいい季節になってきている気がします。(今年の夏が暑すぎたという話もあります。)
予定では待ち合わせ場所まで30分で行ける予定だったんですが、40分かかってしまい、休憩もなくそのまま川沿いの堤防を西へ。
予定していた渡し船乗り場のかなり手前でTrinhさんが急に堤防を川側に下っていきました。どうやらここにも渡し船乗り場がある様子。
目印くらいつけておいてほしいよな。これはジモティ―しかわからない…。
渡る前に休憩しようと思ってたのに、もう今にも出発しそうなくらいおばちゃん満載です。
もちろん、運行ダイヤなどはありません。だいたい人が乗って、燃料代よりも料金合計が多いかな、と船頭さんが思ったタイミングが出発です。
朝から買い出しをしたおばちゃんチャリンコ部隊(おおよそ20台ほどのチャリ)の中に紛れて離岸です。
このノンラー(藁帽子)がベトナムっぽいですよね。
なんか、いろいろ話しかけられましたが、もちろん何一つわかりません。
川はユッタリ、かつ滔々と左から右に流れていきます。大きな船も行き来していますが、それ程混雑もしていないので、ほぼ目的地に向かって真っすぐ進んでいきます。
到着後、おばちゃんは慣れたもので、さっさと降りて、そのまま泥道を進んでいきます。こちらはお金払っていないかったので、2台分、10,000ドンを支払い泥道へ。
初めての泥道...。
リカンベントはこういう道は走っちゃいけないですな。
リアタイヤは横滑りするし、前からトラック来るし...。
怖い。怖すぎる。
出来るだけ平坦な、泥の少ない場所を走っては、泥水たまりの前で降りて押すというのを繰り返して、何とか対岸の堤防までたどり着きました。
見事にクリートの隙間に泥が詰まって、ペダルに噛まない…。ガチャガチャやりながら走っていたら左足だけ噛んだので、左足のみクリップした状態で堤防を走ります。
路面は田舎道なので、よくないのですが、ハノイ市内に比べりゃ雲泥の差の走りやすさ。途中、鶏や犬のアタックを受けながら、タンロン橋の下をくぐって、小さな町を抜けたところで休憩です。
ベトナムではどこでも飲める、お茶に氷をいれたものを2杯のみ、持ってきたアンパンを食べてそのままニャッタン橋へ向かいます。
ここのあたりまで来ると、よく通るルートで道の心配もありません。
橋を渡る前に、今日案内してくれたTrinhさんにお礼を言って、橋を渡ったところでお別れです。
そのまま、川沿いの道に合流して帰途を急いだのですが、この川沿いの道、信号が多い…。
ついでに交通量も多く、ストップアンドゴーが大変。北方面は川沿い道路もそれほど信号がないのですが、南方面はハノイ市中心部に面している車線なので、合流する道が大変多い。
この道、南向は実は走りにくいことを知りました...。
総計、ほぼ50km。結構走ったものの、先週のような無理な走りをしなかったことと、途中の補給食を持参したことが幸いしたのか、疲れはほとんどなしです。よかったよかった。
来週は牛乳の産地、Hoa Lacに向かって、高速道路を走ってみようかと企んでいます。
凡そ総計70km、かな。準備しないと、ですね。
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