(上の写真はお祭りではなく日常の交差点風景ですから。)

ベトナムのハノイ市は極めて平坦な街なのですが、バイクの多さと交通ルールの無さが致命的。ついでに道路もガタガタ。市内交通事情は最悪な部類に入るハノイで、果敢にもリカンベントで走り回る状況を綴ってみます。
また、いろいろ走ってみて自転車で走りやすい道などもご紹介できればと思ってます。
(追記)
走り始めて1年経ちますが、ここハノイ、市街地を除けば日本よりも自転車に向いた土地かもしれません。
1.近年の道路整備が郊外に向けて実施されており、道路状況は悪くない。
2.信号が大変少なく、ストップアンドゴーが少ない。
3.ハノイ自体が河川デルタにあるため、アップダウンが少なく快適に長距離を走ることができる。

ま、日本のようなサイクリングロードなるものはございませんので、バスやトラックから、バイク、自転車、果ては水牛や鶏までが歩き回る道ですが、ある意味日本よりも「SHARE THE ROAD」が実践されているかもしれません。笑

2015年8月17日月曜日

ハノイ市北部約30㎞ 国道5号線ルート ニャッタン橋 → ロンビエン橋

日曜日早朝5時出発、と行きたいところが、見事に2度寝しちゃいました。
実は、先週MTBを購入した同僚を連れて、「じゃ、明日、5時な!」と清々しく宣言したにもかかわらず、寝坊ですよ...。(ごめんなさい。ごめんなさい。)

ニャッタン橋から時計回りにロンビエン橋まで抜けるコースを走る予定で、5:40出発です。
すっかり明るいじゃないの。暑くなるじゃないの。誰が悪いの...。私です...。

まずは、例の西湖(Ho Tay)の脇を時計回りに抜けて、そのまま空港に抜ける新道に入ります。
ここで、MTBデビューなTさんに「Ho Tay一周にしとく?それか橋渡っちゃう?」と確認。
勿論、橋渡っちゃうとの回答で、そのまま日本ODAの作品、日津(Nhat Tan:ニャッタン)橋へ。

朝からたくさんの人が橋の途中に陣取って、涼んでます。
先日は薄暗いところを走ったので、あまり観客からの反響が無かったんですが、すっかり明るいので、走り抜けたあとから笑いが聞こえてくる...。やっぱし変な自転車なんですよね。うん。

そのまま橋を渡りきり、長い下り坂を目いっぱい漕いでみる。確かに向かい風の抵抗が小さいです。風に負けてる感が少ない。

渡り切って右折で国道5号線に入ります。この道も最近できたので、比較的きれいです。
ただ、道路のペイントも新しいのでしっかり段差を保っており、ガタガタがつらい。

ひたすら南東に走り抜け、何かしらの橋を越えます。(名前は、たぶんあるんだろうが、知らないな。)
ここらの川は運送に使われているので、そこそこのサイズの船が行き来する前提で橋が作られており、橋を渡るのは、ちょっとした峠越えです。笑

嘉林(Gia Lam:ザーラム)近辺にくると、この国道5号線、工事中で、片側3車線が両側2車線に一気に圧縮...。そこにバイクやトラック、車が集中。ワヤワヤ状態です。そんなところ、リカンベントは大嫌いです。でも、おかげさまで、バランスの取り方はうまくなった気がします。ははは。

ここから龍辺(Long Bien:ロンビエン)橋に向かいます。
ちょっとした街中を走ることになりますが、案の定橋の手前で猛烈な坂が待ち構えておりました。一番軽いギアで足を着いたら負けだと言い聞かせて、必死で登り切りました。
これがロンビエン橋なんですが、真ん中を線路が走っており、その両脇に車1台分程度の幅の道があります。ここを渡るわけですが、路面の悪いこと...。バランスを保つので必死ですし、バイクは左をガンガン抜いていくし。と思ってたら、正面でバイク停まってるし。左によって避けたいが、後ろからガンガンバイクがぬいていくから抜けないし。こんなところで足着いたら、次、走り出しでコースアウトしそうだし…。
欄干はあってないようなもんです。欄干にぶつかったら3割くらいの確率で下の大河に飲み込まれる自信がありますっ! そんな場所で今回導入したサウンドシステムから流れていた曲は偶然にもVan Halenの「Jump」。なんでやねん!

二度とこの時間帯にこの橋は渡るまいと誓ったのでした。ホンマに怖い。次回は逆回りにしよう。

そのころには7時も過ぎて、バイクの河がそこかしこの小道を流れている状況。
果敢にリカンベントでアタックせざるを得ないです。ほんま、交通量の多い場所に向かない自転車です。でも、かなり練習になってます。
何とかバイクと一緒に走って無事帰宅。今回は転倒なし!!怪我もなし!
一緒に行ったTさんはケツ痛で、ちょとブルー。サイクルジャージを早々に買うことを薦めておきました。

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