ハノイは交通事情がかなりひどく、日中帯にリカンベント、それも初乗りで公道に乗り出すのは到底無理ということで、早朝5時に起きて準備、出発です。
ちなみに、日中帯はこんな感じのところに紛れることになります。マヂ無理でしょ。泣
いろいろ準備してたら6時前になってしまいました。うん、ちょとやばいかも。
とりあえず駐車場からスタートです。
ヘルメットも被って、グローブもOK。ウェアはいつものサイクリングジャージ。股座ウレタンは全く役に立ってないが、しょうがない。リカンベントだもの。
フラッグはせっかくなのでベトナムの国旗である「金星紅旗」を掲げましたよ。おっほっほ。
アパートの従業員の注目を、一手に集めるこの自転車。カッコよく乗り出さねばです。
一応乗り方はWebで調べたぞ。準備万端。
まずは跨ってみて、左足をペダルにかけてグーッと押し込んで...バランスを...バランスが…おおおおおおおおおおっ、バランスとれないっーーーーー!
(どすん)
「痛っ!!!」
ん、ちょっと目に星がとんだ。確かに国旗の星じゃない星が飛んだ。
カッコ悪すぎる。ガードマン笑ってる…。
尾てい骨強打です...。サイクルジャージ、股間はサポートしてるけど尾てい骨部分はサポートなし。あの薄い素材でコンクリートに尻もちついたら、全裸で尻もちついてるのと同じ。
その後も、尾てい骨の痛みと戦いながら、漕ぎ出すもののヨロけて必死でブレーキを握る始末。
1時間ほど狭い駐車場を行ったり来たり。
途中からはハンドルを立ててかなり格好悪い状態ながらスタートすると、ハンドルでバランスが取れることが判明。でもこのスタート方法って格好悪すぎ。すがすがしくない。ださい。
結局、この日は10m弱を数十回往復して汗だくになって、若干リカンベント購入を後悔しながら終了です。
でも、数十年前に自転車のコマ外し練習(補助輪を外して大人になる練習)のときも、最後は乗れるようになったよな。うん、やればできる子のはず!と自分を鼓舞して次週へ続く。
(上の写真はお祭りではなく日常の交差点風景ですから。)
また、いろいろ走ってみて自転車で走りやすい道などもご紹介できればと思ってます。
(追記)
走り始めて1年経ちますが、ここハノイ、市街地を除けば日本よりも自転車に向いた土地かもしれません。
1.近年の道路整備が郊外に向けて実施されており、道路状況は悪くない。
2.信号が大変少なく、ストップアンドゴーが少ない。
3.ハノイ自体が河川デルタにあるため、アップダウンが少なく快適に長距離を走ることができる。
ま、日本のようなサイクリングロードなるものはございませんので、バスやトラックから、バイク、自転車、果ては水牛や鶏までが歩き回る道ですが、ある意味日本よりも「SHARE THE ROAD」が実践されているかもしれません。笑
2015年7月26日日曜日
禁断のリカンベントに手をだして
2013年の11月、初めてのベトナム。MTBを携えてハノイに来ました。
道路状況はMTB向けなのですが、何せ長距離を走るのはちょとつらい。じゃ、ロードバイクに乗ればいいのですが、私の場合、特に尻と首がつらい。集団で走ることは稀なので、前方をしっかと見据えて走ることになるのですが、でかい頭を数時間あげておくのがかなりつらい。また、60km越えてくると、尻のダメージが大きく、漕ぐのがつらくなってくる。
ロードは日本に送り返したので、MTBなんですが、首のつらさは減るものの、尻ダメージはやはり増加。ついでに向かい風になるとほんとつらい。
何かいい乗り物はないかとWebを弄ってたどり着いたのがリカンベントです。
いい出物がないかといろいろ探ってみて、メールでショップの方にお問い合わせをしてみて、決定したのがPerformerのToscana2626。フレームは旧構成と旧材質で組まれているものですが、家格が魅力的。ハイレーサーを狙っていたのですが、ストップアンドゴーと縦横無尽に走るバイクをよけながら走ることを考えると、シートはある程度立っている方がよさそう、ということで決めました。
わがままにも、半完成までショップで準備いただいたものを成田空港に配送してもらい、そのまま飛行機に積んでハノイに持ち込みです。
(HC-Worksさん、その際は、本当にお手数をおかけしました。どうもありがとうございました。)
夜にハノイに到着し、とにかく早く作りたいというガキな発想のもとに朝3時までかかって組み立ててみました。
道路状況はMTB向けなのですが、何せ長距離を走るのはちょとつらい。じゃ、ロードバイクに乗ればいいのですが、私の場合、特に尻と首がつらい。集団で走ることは稀なので、前方をしっかと見据えて走ることになるのですが、でかい頭を数時間あげておくのがかなりつらい。また、60km越えてくると、尻のダメージが大きく、漕ぐのがつらくなってくる。
ロードは日本に送り返したので、MTBなんですが、首のつらさは減るものの、尻ダメージはやはり増加。ついでに向かい風になるとほんとつらい。
何かいい乗り物はないかとWebを弄ってたどり着いたのがリカンベントです。
いい出物がないかといろいろ探ってみて、メールでショップの方にお問い合わせをしてみて、決定したのがPerformerのToscana2626。フレームは旧構成と旧材質で組まれているものですが、家格が魅力的。ハイレーサーを狙っていたのですが、ストップアンドゴーと縦横無尽に走るバイクをよけながら走ることを考えると、シートはある程度立っている方がよさそう、ということで決めました。
わがままにも、半完成までショップで準備いただいたものを成田空港に配送してもらい、そのまま飛行機に積んでハノイに持ち込みです。
(HC-Worksさん、その際は、本当にお手数をおかけしました。どうもありがとうございました。)
夜にハノイに到着し、とにかく早く作りたいというガキな発想のもとに朝3時までかかって組み立ててみました。
お。何かめちゃ恰好いい!
早く乗りたくてたまりませんが、グッと我慢。
ハノイでのリカンベント生活が始まります。
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